「地図豆」

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help リーダーに追加 RSS 紙地図が提供されない時代がくる

<<   作成日時 : 2008/09/12 09:19   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 15

まもなく「紙地図が発行されない時代がくる」かもしれない。
正確にいえば、「紙の地形図が発行されない時代がくる」ということ。

ネット上では最新の地図を公開しても、
かつてに比べて少部数しか売れなくなったから、
従来の印刷図は販売しないということ。
お役所のやることだといっても
実利や効率だけを考えれば、当然そのような選択になる。
いやな社会だ!

そのときには、どうしても紙地図が欲しい人には、
超高価格のオンデマンド印刷でしか対応しないだろう。

ネットの地図では、地上の変化と品質低下で多く発生している誤り
などの修正を逐次おこなっているから、
紙地図のような区画に含まれた情報を一時期で固定するという
概念はなく、網羅された情報に時間的な統一性はない。

もっとも、現在の紙地図でも、主要道路だけ修正するなどの
選択的維持管理をしているから、
時間的な統一性は、すでに無視されているともいえる。
さらに、本来網羅する情報に軽重などないのだが、
選択的維持管理に呼応するように、
情報の種類によって品質にばらつきのあるものが、
提供される可能性も高い。

それはともかく、
そのような時代を見越したかのような下記の記事(商品)をみつけた。
試してもいないから、本当のところは、うたい文句どうりなのか不明だが?

(1) 小さな道まで分かる「詳細」、
(2) 広範囲をカバーする「広域」、
(3) A4 1枚に収まる「コンパクトさ」、
の三つを兼ね備えた地図を
オンデマンドで入手(印刷)したいという要望に答える。
複数の紙に印刷して巨大な地図を作る「4x3印刷」とその応用

地図を楽しもう(岩波ジュニア新書)
地図に訊け!(ちくま新書)

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タイトル (本文) ブログ名/日時
基盤地図情報から思うこと
「紙地図が提供されない時代がくる」に対する 10/9の水銀盤さんのコメントが 「やっぱり、地図って良いですね!」で終わっていて、 ちょっと安心した。 ...続きを見る
「地図豆」
2008/10/10 19:45

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コメント(15件)

内 容 ニックネーム/日時
やはりその方向に進んでいるんですか?

国の地図作成機関として行うべきは逆で印刷図こそ国勢調査同様に定期的に刊行すべき事業ではないでしょうか?

遂に今年は1/2.5万地形図の修正作業は行わない様ですね。編集用ソフト”NTIS”の不備が多く使用を断念したとの噂も聞きますよ!”二兎を追うものは一兎を得ず”のことわざの通りです。

無理に無理を重ねて来た事が遂にこの様な事態を迎えたのでしょう!後世の人々はどう思う事でしょうか?何か不安が現実になりそうで心配ですね!?
ハマちゃん
2008/09/12 14:08
ごめんなさい、
ハマちゃんのコメント誤って削除してしまいました。もちろん、すぐに復元しましたが、役人上がりの私の中の?見えない力が働いたのでしょうか(笑)。

こうした動きが、確定したということではありません。静かに進行しているかもしれないので、早めに警鐘を鳴らしておきたいと思ってね!

もし、オンデマンド提供を行うとしても、充実したサービスの下で行わなければなりません。
(どの役所にも言えることですが)業務の選択と集中が必要です。
地図豆のやまちゃん
2008/09/12 14:17
「逆らうようで澄みませんが?」
 役所の対応は「タダでさえ{のろい}、責任を取らなくても良いように安全対策が行き届いている。個性とか創造性は御法度のようです。それで良いのではないでしょうか?期待しないほうが良いのです。いじめない方が良いと思います。

 紙地図のこだわり、「胸ポケットに折り畳んで高尾山へ陣馬山へ、大山へ丹沢山へ」とハイキングに行きました。汗の染みこんだ折り目から破れ始めた1/5万!

 昔のように自分の仕事に境界線があったころと異なり、誰でもがどの会社でも編集技術がたやすく使え始めた時代です。平成20年9月13日の時点から、新し白地図(位置情報だけ)を作る国土情報院にすれば良いのではないでしょうか。

 紙地図が必要な方は、スポーツ品展の登山コーナで買い求める。そして、白地図にインターネットから情報を拾い、埋め込んで「地図を自分で作り、マイ地図で登山をする」、地図が作れない人は、登山が出来ない。・・・道に迷って遭難が起こりにくくなるでしょう。

 
水銀盤
2008/09/13 05:33
役所をいじめようとしているのではなく、進むべき方向について言っています。
「新しい白地図(位置情報だけ)を作る」、まさにそのとおりです。たとえ、紙にしなくても、地図になりうる継続した、均一なディジタルデータを提供することもひとつの方向です。

現状は、「(明治以来の)継続した、均一な情報の提供」といったことが、ないがしろにされようとしています。

ディジタルデータは、いつでも書き換えが可能であることから情報全体の時間(精度)が不確かとなり、そのことと関連したように品質が不安定であるという意味でも、私は紙地図あるいは、それに準じたデータ作成にこだわりたいですね。
地図豆のやまちゃん
2008/09/13 09:12
紙地図の好きな私は、どこかの書店の地図売り場の引き出しの底に貼り付いているような古い地図でも探しに出かけてみましょうか?
 何枚かを貼り合わせようとして修正年度が異なってうまく貼り合わせられなかったときのことを思い出します。
 デジタル機器のデジタルデータ、電気がないとどうしようもない時代になってしまうのですね。
ひこうちゅうねん
2008/09/14 04:23
例え、効率や生産性は低くくても、皆さんの声がとどいて、紙地図が作成され続ける。
あるいは、それに近い形で、時間固定された地図データが残される続けることが、これまでの100年と同様に、これからの100年後にも評価されることだと、思うのですが。
地図豆のやまちゃん
2008/09/14 09:10

昨日GIS NEXT EXPRESS メールマガジンの新刊情報にあった「地図もウソをつく」(竹内正浩著:文春新書)を購入しさっそく目を通しておりましたら、最終章に”いま、地図があぶない:国土地理院地形図の危機”との衝撃的な表題がありました。

それには地形図の売上げの変遷が載っており、最盛期(1980年頃)の900万枚をピークに、今はその1/6以下に落ち込んでいるそうです。特にここ10年の落ち込みが激しい様です。

その原因はネット地図と民間地図の充実が上げられていました。さらにデンマークでは印刷図の新規作成を中止したとの事、このままでは近い将来やはり日本でも印刷図が消える事もありそうです!?

デジタル地図のメリットも多くある事は確かですから、如何にして印刷図を少しでもよいから、歴史地誌的地図として保存する事が我々の責務ではないでしょうか?(オンデマンド提供ですかね?)




ハマちゃん
2008/09/14 10:01
「地図もウソをつく」(竹内正浩著:文春新書)、田舎から東京へ出た時に購入して、読んでみます。
デンマークその他のことは、以前どこかで読みました。そうした趨勢から、短絡的に「欧米もそうだから」という判断で踏み切ることが十分考えられます。一部の民間需要のためにするのではなく、修正サイクルが多少長くなっても、国のやるべきことをしっかり実施する気概が必要なのですが、予算を握る省を説得するのは難しいのでしょうね。
地図豆のやまちゃん
2008/09/14 12:05
「次元が低いかも知れないですがー?」
 国レベルで・公的に「紙地図を残す」を提案しても、実利で動く社会にマッチした「地図」に予算がつくのでないでしょうか。「残さねば・残そうよ紙地図・・・」で進む以外に無いかも?

 それよりも、「1・5万地形図作成講座」を作り、興味のある人にボランティアで「現地調査・・」をやっていただく。「地図を自分の手で作る、作れる」、これからは、「全員参加型の地図作り」をしていくべきでは、ないでしょうか?

 また、自分のことで恐縮ですが、「太陽・星の高度角を測って経緯度を求め地図を作る」をやっています。経緯度を自分の「知恵の集積」の中で扱い、「天球を望み、時刻の流れの中に伊能忠敬の思いに浸り、生きて来た・生きて居る・生きて行く」普遍の世界の旅人になれる。

 「自分で作る1/5万の地形図」を進められたら面白いのではないか?「要求型で不満・不安を嘆く」でない「参加型紙地図作成友の会」があっても良いのだと思います?
 
水銀盤  
2008/09/15 04:33
インターネットで手軽に地形図もどきが手にはいるのは良いのですが、縮尺やアスペクト比などがプリンターなどの環境でイマイチなのは、やはり問題なのではないかと思います。信頼出来るスケールで印刷された地形図は残して貰いたいですね。それに、印刷物は、きちんと保存すれば、歴史の証拠として、末永く役立ちます。デジタルデータなんて、プラットフォームが変わった瞬間に旧いものは読めませんし、媒体の寿命だって、せいぜい数十年単位のものです。
以前CADのこと調べていた時期がありますが、ソフトのライフタイムが、データのライフタイムになっていますから、長い期間維持するには、ソフトなどのプラットフォームの切替時にコンバージョンする必要があります。それに漏れたら終わりなんて、地図で起こって欲しくはないですね。
ゑこう
2008/09/17 00:21
「歴史に残す?」
 これは、後世の人々の評価ですから「歴史に残す地図」を目的に作るって好きではありません。

 伊能図を見ていると、「海岸線の漁村名の羅列」です。地図は、江戸城の大広間で広げられ「ロシア船の上陸地点」の手紙を読みながら、老中の作戦会議?

 地図って「時々の必要な形」があるのでは、
今の紙地図は、明治から平成までの形でないだろうか?

 伊能図の精度をことさらに讃えるけれど、あの地図は、「地名」と言うもう一つの「位置表示」として価値あるものです。篤姫様も、鹿児島の桜島を地図でご覧になっているでしょう?
水銀盤
2008/09/17 07:25
「歴史に残す」というより紙の良さというのは、印刷されたその時の情報を切り取って残すというイメージでしょうか。常に変わっている訳ですしね。当方地図は専門外ですが、デジタルも悪いとは思っていませんです。むしろ時系列の変化を追えるような、4次元以上の座標軸があったら、もっと面白いと思うのですけど、その辺どの程度現実のものなのでしょうか。
グーグルマップのストリートビュー(これは地図ではないですが)を見ながら、既に無くなってしまっている建物などを見るにつけ、地図の上の時間というのが、気になりますね。
もう一つ、先年の市町村統合で、旧町名が地図から消えてしまったため、旧いPCにある、ゼンリンの旧いバージョンの地図が捨てられなくなってしまいました(笑)なんせ、古い頭は旧自治体名で出来上がっているので、最近の地図を見ると目がくらくらします。なさけない名称が多いこともありますが、旧市町村名と境界をレイヤ分けした地図が安価に供給されることはないのでしょうか…
ゑこう
2008/09/17 23:27
「紙地図は、いらない」は無謀かもしれません?多くのかたが、それぞれの目的で利用するのですから、「自分にあった使い方」をする。紙地図を利用してきたものとして、最適な使い方、スタイルが決まっています。やっぱり、紙地図はあって欲しい!

 前に進むことばかり考えていますので、「旧市町村なんて・・・」。裁判所の事件簿・テレビの探偵スリラードラマぐらいが必要なのかと思っています。あと、郵便屋さんくらいかなー

 60年暮らしてきて、会議でも「声の大きい人の意見が通る」、多分皆に「聞きと届く?」ためでしょうか。「一目で位置が分かる紙地図を残せ、パソコンもプリンターも不要です。変換作業のいらない、ストレートな情報ツールを残せ」、皆で「1/5万地形図」を利用して仕事に、趣味に利用しましょう。
水銀盤  
2008/09/18 04:41
ちょっとこの場で議論に加わるのは恥ずかしいフツウのおばさんのエドルネです。^^;専門的な事はおいておいて、紙地図しかない時代だったら、私のようなフツウの主婦が地図にはまることがなかったなぁと思いました。きっとよいものは残っていくと思います。(今よりもっと価値を認識されて・・。良いモノって何よ?って聞かれるとわからないのですが)
エドルネ
2008/10/03 18:13
「海図を使う練習船に乗って思ったこと?」
 地形図と海図では、地形情報の量が格段に違います。目的も「自船の位置、他船との相対的位置関係を知る」でした。GPSを利用して電子地図が呼び出され、「欲しい縮尺が、CRT画面にどんどん出てくる」。常に自船の位置が表示されている。
 もう、紙地図のない世界、カーナビと同じです。この世界では、「地図の概念を学ぶ所で、紙地図が必要のなのかも?」。まったく不要なのでなく、「必要な時期」があり、概念が出来たら「電子地図の方が使いがってが良い段階がある」。

 基本の「教育の時期」に必要な時代なのかも?大いに議論をしていく、「これが地図への思いを加速する」、「やっぱり、地図って良いですね!」です。
水銀盤  
2008/10/09 04:52

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